Passion Pit

kakuchandesu2009-08-20


私の音楽情報源がCD屋さんとか雑誌とかラジオからではなくなり、今やYOUTUBEとかマイスペとか皆様のブログから新しいお気に入り音楽をー。に移行してから大分たちますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
私にとって人気のバロメーターはYou tubeの再生回数の多さです。100万再生あるアーティストは大スターだと認識してますよ。そんななんだか音楽好きの風上にも置けない腑抜けなスタンスで音楽を語るな!って感じですが、不精なわたしはこのスタンスから動けません。いやもちろん現場主義だからライブには行くんですけども。
そんなんなので世間では今何が流行ってるかとか、UKの今!!とかそういう流れの事とかよく分からにゃい。すごく有名な人も知らなかったりします。

なんつーまわりくどく言い訳から入る今回の音楽は。知らなくてすみませんでしたとまず言わせて頂きたい、「Passion Pit」さん。いますげーきてるんだってね。私はこんな凄いの知らなくて恥ずかしくて↑あんな言い訳にならない言い訳をしたくなりました。

Passion Pit - I've Got your Number

前半この心細い音に「ん?」ってちょっと疑うんだけど、後半からあたしは拍手しましたよ。メロディーライン反則。サビのE→D→D♭→C流れはもうたまらない。やっぱり私には半音下りる展開につぼがあるらしい。
ちょっと泣いてくる。

Passion Pit

http://www.myspace.com/passionpitjams

マサチューセッツケンブリッジ出身の5人組バンド。
2008年9月に米インディ・レーベルfrenchkissより、EP『Chunk of Change』をリリース。これは、中心人物のマイケル・アンジェラコスがバレンタイン・デーのプレゼントとして恋人のために制作したものですが、リリースと同時に話題となり、特にキラーなリード・トラック『Sleepyhead』(アルバムにも収録)は、アメリカiTunesStoreで発売後1週間15万以上ダウンロード販売されたり、日本でもクラブなどでバクハツ中!

バレンタインにこんな素敵なファニーな曲たちを男の子に貰ったら、そりゃもうね。たまんないよ。
Passion Pit - Sleepyhead(live)

この曲の本家の再生回数が1,710,070回(09.8,21付け)だったので彼らは大スター。すごいわー。
バンドスタイルはなまおとだ、生音。電子音も手動でliveで作り出していくタイプみたいですね。こういう音をバンドでやってくれるのは本当嬉しい。あのカラフルな鈴をリンリン鳴らす役をやらせてもらいたい。ちょっとでもいいからいっちょかみしたくなるずるさが満載です。こういう音楽出来るの凄くうらやましい。あー楽しそう。
Passion Pit - The Reeling

分かりやすくメロディのたつこういう曲もやるんですね。いいなあ。なんていったって使ってる音全部チープで軽いのに安く聞こえないっていうのがすごい。ドラムの音ちょっと笑っちゃうくらいなのに。これも「new80's!!」だなさては。
Passion Pit- Eyes As Candles (Manners)

イントロ甘すぎ。声の感じがちょっとサイケっぽいのに、こんなにシュケイザーがはまるってどうゆこと?メロの際立ちさ加減と音の重ね方とか小ねたの挟み方が緻密だから?なんだか本当にうらやましいセンスだな。

このバンド音自体はチープで軽いのに聴けば聴くほどすごい完成されてるんだなって思う。結構曲には異質な質感の音とか入れてるのにそれがぴったりハマられちゃうと本当あっぱれと思いますよ。そのセンス。
ドリーミーだし、ファンタジックでロマンチックだし、高揚感あって、爽快感もあって、メロディは珠玉だし。曲のタイプもいろいろあるけどハマるし、タイプ違うのにバンドの統一感はあるし。
すごいな、おい。

アルバム凄い聞こう。