沖縄旅行記その四

そして4日目。
夜も雨が一晩中降り続ける。よく降るな沖縄。段々と雨空の下目覚める事にも慣れて来た。
ってことで
 今日も雨ー!
願掛けの意味も込めて、朝食は毎朝雨の中テラスで食べ続けてきたけどその意気込みも薄れ今日はとうとう室内で食べちゃう始末。あ〜あ。しかしそれでもこの習慣はやめない!今日はホテル自家製紅芋タルト(激ウマ)を美味しく撮る事に情熱を傾ける。

全然だめだ〜。テンションの低さが写真に出てる。

雨ニモマケズキョウモワタシタチハタビニデマス。
今日行くのは本島北部の港から行く離島。「水納島」です。

島がクロワッサンの形に似ている事から別名「クロワッサンアイランド」とも呼ばれる美しい島です。綺麗だな〜。
というわけで何だかアンニュイな雰囲気の渡久地港から。

出発!

寒いなー今日も。曇りだなー今日も。

それでもやっぱり島の海の色綺麗〜。噂通りエメラルドグリーンだ〜。
島はこじんまりとしてて、沖縄本島から近いのに意外と観光地観光地してなくて島っぽい雰囲気。
到着したら早速やるでしょ。恒例の島探索。


穏やかで懐かしい雰囲気が漂う原風景。これこそ沖縄。

大好きなブーゲンビリヤ。特にこの黄色のブーゲンビリヤの色の発し方。たまりません!

探索途中に見つけた不思議な植物。葉っぱに絵の具で直接書いたかの様な模様が。これは葉っぱ?それとも花?
散策途中ドリフのコントみたいなあり得ない展開も起こりつつ(ミラクルだった〜笑)今度は海岸沿いの探索を開始。
最初は砂浜がずっと続くけどやがてまた昨日のナガンヌ島のような岩場の海岸に変化。

途端に退廃的な風景になるな〜。火山岩みたいなトゲトゲした石が多く歩くのも一苦労。

今は干潮の時間帯みたいで所々プチ池が登場。その池の中にはアメンボもちろん真っ青なグッピーみたいな熱帯魚からナマコまでたくさんの生物がうようよ。

岩場まで行ったはいいものの帰れなくなる人も続出。

大好きな丸いフォルムシリーズ。この質感も好みだわ〜。

ハート形の型取り池も発見。もちろん祈願。恋愛成就の実績を作ってここを名所にしてやろうじゃない!とかいいません。

そして島の南側にあるカモメ岩が見えてきましたー。は〜。長い道のりだった。
ここまで歩いて来たんだし、折角だからカモメ岩まで泳いで行かなきゃ!とう妙な強迫観念もあり、早速水着になりシュノーケルと浮き輪を装備しカモメ岩へと向かう私。
しかし歩いても歩いても腰まで水が来ない。浅いよー。遠浅にもほどがあるよー。強行突破で無理矢理えいやっと潜ってみるとそこはナマコパラダイス。うひゃーと途端に怖くなって
「やっぱやめたー」 
と引き返してくる私。なんだっただろう、この今の一連の流れ。。とボーっとするnatu。毎度お騒がせしてます!
という事でこの日本離れしたスケールのでかい岩場の数々を満喫しきった私たちは。元の場所に戻って、砂浜ビーチで海見ながらまったりゆったりする事にしました。今日は雨はそんなに降らずに曇りで安定してるからそこまで寒くないしね。natuは砂浜で優雅に読書。

私は恒例のシュノーケリング。この水納島の海は魚たちがよく餌付けされてるのか警戒心が強いのか、よく目が合う。じっと見られると小さい魚だってやっぱり怖いよ。でもほどよく水深があって(4,5メートルくらい?)珊瑚が(死んじゃってるけど)あちこちにあるので、違う珊瑚に行くたびに様々なお魚ファミリーなんかに出会えて楽しい。この水納島の海で未知との遭遇をたくさん果たせました。
そんな充実したシュノーケルライフを送っていると時々水の中にキラキラした光が差し込むように。ハッとして途端に水から出て空を見上げると。

た、た、た、太陽だー!!!!
は、は、は、晴れて来たー!!!

晴れた!

晴れた!!

晴れたぞー!!!!
やっぱり途端に海が輝きだしましたよ。そして私たちの目も途端に輝きだしましたよ。この旅一番のテンションで写真を撮りまくったり砂浜でジャンプしまくったりして多いにはしゃぐ。
「神様からのご褒美だ〜神様ありがと〜」と神様にまで感謝する謙虚さまで発揮。人格まで変わっとるがな。笑
帰る頃には雲も流れ完全な晴れに。めっちゃキラキラする水面。エメラルドグリーンの海が綺麗な水納島。この島もまた来なくちゃ!という思いにさせられる晴れっぷりでした。
ありがとう水納島〜。気持ち良い締めだったー。と夕方4時頃フェリーで水納島を後にしました。
そして晴れの時に行かないでどうするって事で見られなかったサンセットリベンジだ!の瀬底島に向かうご一行様。
 いっそげー











と向かった瀬底ビーチで私たちが目撃したもの。それは。。
闘牛の散歩   しゅーる。
綺麗な海と白い砂浜で想像の1.5倍大きい黒々とした闘牛さんが散歩してました。この見るからに強そうな牛さんはその見た目とは反対に、飼い主のお兄さんにとても忠誠的で、お座りもするしご主人様からずっと目を離さない健気さでした。キュントシタ!

やっぱりシュールな光景だわ。
お兄さんのご好意で牛さんのブラッシングをさせてもらったり角を触ったりさせてもらいましたよ。大人しくて可愛かった!角えげつなかったー。
(その後牛くささが取れずに苦労したけども。。)

という感じでこの日は終了!
晴れて綺麗な海見られたし沖縄らしさ大爆発な一日でした。

ってなげ〜
というかもう簡潔に書くという行為は放棄しました。
5日目はもっと長いです!